こんにちは
小原太郎です。
自営業者・フリーランスの皆さん
マウスやトラックパッドを
使いすぎて手首や指が
痛くなったことがありませんか?
中小零細企業経営者の皆さん。
自分の会社の従業員が
腱鞘炎で悩んでいませんか?
今日のブログは
役に立つかもしれません。
腱鞘炎のお話し。
腱鞘炎(けんしょうえん)とは、
骨と筋肉をつないでいる“腱”と、
腱を包む“腱鞘”が擦(こす)れ合うことで
炎症が起こる病気のことです。
※メディカルノートより
パソコンで酷使する
手首、手指でおきやすい症状です。
何故、手首や指で起きるか?
というと
全身から考えると
・手首・手指は筋肉が華奢
・細かな連続した動作が多く
・重たい物を持つなど負担もかかる場所
だからです。
でも、よく考えてください。
パソコンをしている人は
全員が腱鞘炎になりますか?
なりません
よね。
腱鞘炎になる人は
体幹(肩甲骨と背骨)と
腕、手首、手指の連動が切れているのです。
連動。
普段聞かない言葉ですよね。
連動とは
カラダの筋肉・骨格(関節)が
協力して動くことです。
連動によって
手首や指の小さな動きでも
強い力を出せたり
手首や指に加わる負担を
分散させることができます
その.1
例えば、自転車の前輪。
これだけのパーツで
組み上げられていますよね。
これを人間の上半身としましょう。
その中にある”ハブ”という
リムとフォークを
繋ぐパーツがあります。
”ハブ”が手首です
ハブも分解すると
こんなに細かいです
これが指の関節です。
パーツがこれだけ
沢山あることで一つ一つが
緩衝材の役目をしていて、
それぞれのパーツが僅かに動くから
車輪がスムーズに回るようになっています。
これが連動です。
腱鞘炎とはパーツの一つ一つが
動かなくなって、負担が集中し
小さなパーツから壊れていく状態です。
その.1
話しを
人間のカラダに戻します。
腱鞘炎が起きる人は
腱鞘炎が起きる以前に
肩関節・肩甲骨・背骨・股関節など
体幹の主要構造・関節が固いです。
連動が切れやすくなっている。
それと同時に手首や手指を使いすぎて
連動が切れてしまい
腱鞘炎が起きます。
パソコン作業を続けても
腱鞘炎にならない人は
手首・手指以外の場所が
上手に働いて負担を分散しているのです。
その.1
今現在、腱鞘炎に苦しんでいる方。
お医者さんを受診しても
「使いすぎですね、休めてください」
「休めるもんなら相談しにこないよ!」と
イラっとしてませんか?
使いすぎた指や手首は
アイシングで冷やしましょう。
湿布より、保冷剤のような
氷がオススメです。
またキネシオテーピング
これもオススメです。
現代人は使いながら治す
ことが求められます。
少しでもダメージを減らして
回復する値を増やせば
腱鞘炎は治ります。
タナゴコロでも腱鞘炎の
相談を受けることがありますが、
どんなに指を調整しても
日常生活のダメージが
変わらないと痛みの逃避動作や
代償動作で痛みを繰り返すので
日常生活でのダメージを
減らすことに重点を置きます。
腱鞘炎などの末端部に起きる
症状は頭へのストレスに飛び火します
頭痛や噛み締めを引き起こすので
いち早くご相談ください。
最後まで
ご拝読ありがとう
ございます
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
・原因がわからない不調に悩んでいる方
・整体を受けてもすぐ身体が悪い状態へ戻る方
・自分の身体のことが知りたい方
そんな方のお役に立ちます。