こんにちは
整体タナゴコロ代表の
小原太郎です。
自営業・フリーランス
中小零細企業経営者の皆さん
短所を克服することと
長所を伸ばすこと
あなたならどちらを選びますか?
短所を克服して
長所とのバランスを取るか
長所を伸ばして短所を補うか
どちらも正解なのですが
考え方で、正解は
変わってきますよね。
今日はカラダに関する
短所と長所のお話し。
・怪我をしてしまった人
・どうしても今すぐには治せないものを
なんとかしたい人に
読んでもらいたい記事です。
Fさん(仮名)40代男性 建設会社役員
仕事中に左膝を負傷して前十字靭帯を損傷したのが1年前。
リハビリの甲斐もあって松葉杖なく歩くことができるくらいまでに回復した。現在もたまにリハビリに通っているのだが、リハビリを続けている最中に腰が右側の腰が痛くなってきた。現在では膝よりも腰の違和感や痛みの方が気になって、ぎっくり腰を起こしてしまわないか心配。
タナゴコロでの動作検査では立位で前屈み、反らす時に腰が痛くて動かせない。
Fさんは
「仕事中に腰の痛みを感じない生活をしたい」
そして
「趣味のランニングを再開したい」という
この2つがゴール。
Fさんのように足の怪我をすると
怪我した側へん体重移動を
避けるようになります。
これはカラダを
守る反射(逃避反射)なので、
本来身を守る為のもの。
怪我した場所への
負担を避けて治りを
早めようという
本能のようなものです。
しかし、日常生活の中で
反射を繰り返せば
動作は頭に記憶されます。
膝を治そうとするが故に
右の腰でバランスを
取る動作や姿勢を
記憶してしまった(代償動作)
そう考えるのが自然かもしれない
姿勢の検査・動作の
検査においても
本人は力を抜いて
いるつもりなのに
右側の腰だけの緊張が顕著。
無意識にカラダを硬らせて、
腰の違和感や痛みを
自ら作りあげているんです。
よくよく話を聞くと
左膝も僅かに痛みが走るので
本調子とまではいかない。
靭帯がまた切れて
しまうのではないか
という恐怖も僅かに
残っているということ。
その.1
ここで最初のお話しを
思い出して下さい。
「短所と長所」どちらを選ぶか?
左膝は短所になります。
左膝を避けるために
カラダのバランス補正が加わり
腰痛が発生している可能性は高い。
では短所(左膝)を
改善するべきか?
靭帯を損傷している
時点でできることは限られます。
僕は怪我している
左膝以外の無傷の場所の
機能を向上します。
長所を伸ばすことを選択するのです
例えば、左膝は怪我していても、
左側の足首、股関節は
十分に動かせます。
右側の足も同じく無傷です。
短所を一箇所治すことよりも
すぐ伸ばすこと(機能向上)ができる
長所の方へ焦点を当てます
その.1
左膝以外の関節を
調整してパフォーマンスを向上します。
特に両足先の関節。
殆どの人が固くなっているので
足を調整することで、
膝や腰への
ストレスは大きく変わります。
一回の施術でFさんは
腰の痛みを感じることなく
前屈みも、反らす動作も
可能になりました
「何だか怪我した左膝も痛くないです・・・!?」
そうなんです。
長所に焦点を合わせて
機能向上することで、
短所も変わることがあるんです。
(ちなみに、膝への直接的な施術は行っていません)
怪我した膝の焦点を合わせて
施術を構築しても
腰の痛みを変えることはできたと
思いますが
恐らく遠回りしたかもしれません。
あれからFさん仕事中には
腰の痛みは感じなくなったそう。
まだ、全速力で走るには怖いけれど
早歩きや、信号が変わる
際にとっさに走るくらいは
問題なレベルにまで回復したそうです。
長所を伸ばすことで
Fさんのカラダと
生活は変わりました。
これだけ動けるように
なったなら、今度は
膝をに施術の焦点を
合わせてみても、
今以上の
パフォーマンスアップを
狙えるかもしれません。
Fさんのゴールを目指ざして
Fさんにお会いする日が
今から楽しみです。
最後まで
ご拝読ありがとうございます
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
・原因がわからない不調に悩んでいる方
・整体を受けてもすぐ身体が悪い状態へ戻る方
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そんな方のお役に立ちます。