こんにちは
小原太郎です。
自営業・フリーランス
中小零細企業経営者のみなさん
ストレスで
内臓がキリキリすること
ありませんか?
一番に想像するのは
胃腸ですよね。
実はもっと
ストレスを受ける
臓器があるんです。
事業を
推し進めるうえで感じる
ストレスは”あの臓器”への影響している
自分の内臓への意識が
ちょっと変わるお話しです。
先日は月例セミナーに参加しました。
海外のカイロプラクティック大学で
ドクターオブカイロプラクティックの
資格を取得した先生による
「内臓マニュピレーション」
手技療法による内臓の調整方法の
セミナーです。
「内臓はお医者さんの分野でしょ」
確かにそうかもしれません。
僕達は診断はしません、
投薬もしません
しかし、カラダのことを学び、
お客様に対して手技療法で
できる限りのことは
提供したいんです。
普段、お客様の身体を
拝見していて
筋肉・骨格・神経
どこに原因があるかを検査し
それでも原因が該当しない場合は
最後に内臓からの原因を
探り(検査)ます。
どうしても消えない
激しい首の痛みがある
内臓を調整することで
解決することよくあります。
だからこそ
今回も参加した
内臓のセミナー
今日は「胆嚢」です。
その.1
先に言います。
ひょっとしたら
難しい話しをこのあと書きます。
太字や赤い字、青い字だけを
読んでくれたらOKです
伝えたいのは
胆嚢の疲労や不調は
あなたの感じている倦怠感や
不調の原因かもしれないということ。
胆嚢の既往歴があるなら
それが、
ずっと治らない腰痛、
背部痛の原因に
なっていることがある。
その場合は筋肉をコネコネ
揉んでも効果が持続しません。
もし思い当たるなら
この後の記事を読んでください。
胆嚢(たんのう)は
胆汁(たんじる)という
消化を助ける液を貯蔵しています。
胆嚢が縮こまると
胆汁は胆管を通じて十二指腸へ
流入します。
胆汁の機能は
・脂質の乳化・タンパク質の分解
・脂溶性のビタミン(A、D、E、K)の吸収
・過剰な胃酸の中和
・殺菌作用
・コレステロールの排出
タンパク質の分解とビタミンの吸収
胃腸を傷つけないために
過剰な胃酸の中和と殺菌と
コレステロールの排出をしてくれます
胃腸の内の
平和が保つのひ一役
かっているんです。
さて、ココは重要なんで
ここだけでいいので
覚えていてください
胆嚢はストレスに良く反応します。
胆嚢は筋肉質な袋で
ストレスに対して強く反応する傾向があります
(ストレスによって胆嚢の強く収縮する)
慢性的なストレスにより
胆嚢の筋肉は肥大します。
すると胆嚢は重たくなるので
重力に対して支えようと
硬くなります。
硬くなるということは
血管も収縮します
すると胆嚢の機能は邪魔されます。
精神的なストレスは胃よりも
胆嚢の方に負荷がかかるんです。
ちなみに胆嚢が切除されると
胃に大きな負荷がかかります、
(胃の次は十二指腸です)
ストレスが反復されると
炎症反応が起きます。
更にストレスが加わると
肝臓にも影響を及ぼします。
東洋医学では「感情=肝臓」と
ストレスの反応は肝臓に現れる
と聞いておりましたが
その前に胆嚢にストレスが
加わっているとは・・・
今回のセミナーで東洋医学で
指摘する因果関係が頭の中で
繋がりました。
その.3
胆嚢が疲弊し、
機能が邪魔されていると
カラダに起きる症状です
・倦怠感・不快感(食後に少し改善)
・吐き気、膨満感
・熱感、発汗(特に食後)
・特定の匂いや味に対する嫌悪感
(チョコレートや脂もの)
・右側肋骨の痛み
・頭痛(左側から始まり右側へ移動)
思い当たる症状ありますか?
続きがあります。
・うつ伏せが不快
・睡眠障害
・熱感(午前2時〜4時)
・片頭痛(左側)
・めまい
・匂いに敏感
・光に敏感
多症状なのでこの中の
複数が同時に該当する場合は
可能性を考えて一度、病院への
受診を考えましょう
その.4
胆嚢は切除しても
周辺組織にある
総胆管が胆嚢の役割(昨日)を
代償しようと変性します。
カラダは本当に良く設計されていて
機能不全になってもカラダの中で
自動的にバックアップを
用意します。
僕の母は20年程前に
胆嚢を切除しています。
胆汁の生成・貯蔵不足から
胃腸への負担(肉類を食べた時の
胃もたれ)が伺えます。
母のカラダの中でも
総胆管が代償しているのが
よくわかるので、
母のカラダを調整する時に
腹部の緊張解除する
手技は欠かせません。
(腰痛や首の不調も
腹部の調整で変化します)
胆嚢の調整では
胆嚢への直接的な施術も
習いましたが
”オッディ括約筋”という
胆嚢と十二指腸を繋ぐ管(総胆管)に
関わる筋肉。
これは、殆どの人が
硬直を起こしており、
調整すると腹部の詰まりや
お腹の張りも変わります。
今回は
内臓マニュピレーションという
普段の生活では聞かないお話をしました。
読んでいて
チンプンカンプンに
なっている人もいると思います
ごめんなさい!!
自分の症状が胆嚢が原因かも
しれない。
もしくは、胆嚢を切除した
あとから、先程列挙した
症状が多発しているなら
胆嚢や、胆嚢周辺組織の調整が
必須であると理解してもらえれば
幸いです。
タナゴコロをご存知の
お客様は
「小原太郎また何か勉強してるな(笑)」
と、思っていてください。
小原太郎は
あなたに最適のカラダを提供するために
これからもアップデートを続けます。
楽しみにしていてください。
最後まで
ご拝読ありがとうございます。
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
・原因がわからない不調に悩んでいる方
・整体を受けてもすぐ身体が悪い状態へ戻る方
・自分の身体のことが知りたい方
そんな方のお役に立ちます。