こんにちは
整体タナゴコロの
小原です
自営業・フリーランス
中小零細企業経営者の皆さん
肩こりが何故起きるか
考えたことはありますか?
今日はマッサージをよく
受けにいくあなたが
あなたの体のことを
真面目に考えてくれる人と
出会う為の知識。
今日の話の最後にある質問
それだけを皆さんは
持ち帰って
どこかで使ってみてください。
その.1
”肩こり”という症状は
肩周辺の違和や痛み症状の
総称です。
この図の赤丸の範囲で
肩こりを感じている人は
多いのではでしょうか
原因を探ろうすれば
姿勢・血流・神経・ストレス・・・
など、
過去、腕神経叢という
神経の観点からは
ブログ記事を書いたことがあるので
一回の記事に収まるように
今回は”血管”の話に
フォーカスしてお話しします。
”肩こりが起きている場所は血行が悪い”
これは誰もが知っている、
一般的な認識ではないでしょうか
肩こりの違和や痛みは
血行不良によって神経に
酸素共有が減少すると
発生します。
でも
どこで血行が悪くなっているのか?
ここが肝心です。
血行不良は動脈・静脈の
太い血管では頻繁に起きることは
ありません。
血行不良が起きるのは
動脈・静脈の
太い管から枝分かれした
細い血管です。
血管を道路に例えるなら、
環状線のような太い道は
頻繁に通行止めが起きたりは
しないように設計されています
影響を受けるのは
路地裏などの細い道なんです。
その.1
それを踏まえて
肩こりが起こる周辺の
血管をみてみましょう。
この図をご覧ください。
肩甲骨の内側に赤い管や
青い管があります
赤は動脈
青は静脈です。
肩から肩甲骨の周りに
縦横無尽に血管が広がって
いるのがわかります。
これから難しい名前を
言いますが、名前を
覚える必要はありません。
「頸横動脈」から
分かれて伸びていく
血管
「頸横動脈浅枝」
「頸横動脈深枝」
その側を通る神経
「副神経」
「肩甲背神経」
※副神経は図にありません
この2つ血管の血行不良と
2つの神経への酸素共有不足が
肩こりに関わります。
理由のひとつとして
デスクワークの姿勢。
無意識に肩をすくめて
肩甲骨を外側に広げる
背中を丸める姿勢が
この二つの血管の
血流を邪魔します。
副神経と肩甲背中神経は
肩こりの代名詞とも言われる
僧帽筋や菱形筋を支配している
神経です。
僧帽筋
菱形筋
血管
「頸横動脈浅枝」
「頸横動脈深枝」
その側を通る神経
「副神経」
「肩甲背神経」
肩こりを血管や神経、
筋肉のフィルターを通して
考えると、必ず”何か”が見えてきます。
それが
お客様の悩みを解決する
活路になる。
タナゴコロは
闇雲に肩を揉み解すことは
しません。
「どうしてそこを
触る必要があるのか?」
それを真面目に考える
人間があなたのカラダに
キッカケを創ります。
今日は思い切って
難しい話しを、要点だけ抽出して
簡単に話そうとチャレンジ
しましたが。
専門用語を使わざるを得なかった・・・
筋肉や神経の名称を伏せて
お話しするのは非常に難しいですね。
さて、専門用語ばかりの
今日の記事の最後に
このブログを読んだ人に
ひとつ持ち帰ってもらいたいことが
ひとつあります。
「血行が悪いですね〜」と
テンプレートのように語る
マッサージ師、整体師がいたら
「なるほど、では
どこの動脈・静脈の血流が悪いのですか?」
「なぜ血行が悪いと肩こりになるんですか?」
と聞き返して欲しい
その質問は
あなたのカラダを真剣に考える
先生との出会いを近づける
質問になりますから。
最後まで
ご拝読ありがとう
ございます。
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
・原因がわからない不調に悩んでいる方
・整体を受けてもすぐ身体が悪い状態へ戻る方
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そんな方のお役に立ちます。