こんにちは
整体タナゴコロです。
今日は過去の症例について
ブログ記事で触れてゆきます。
今回取り上げるのは
「首の症状」です。
座った状態で振り返る動作や、
首をひねる動作ができない
そんな経験はありませんか?
首の症状はこんなところに
原因があります。
Hさん40代男性(仮)
雑誌編集
仕事柄とにかく本を読む、パソコンに向かって座る。スマホを・タブレットを見ることが多い。その為、肩・首の疲れに関しては慢性化の自覚ある。半ば諦めかけている。
しかしある日、自宅のデスクで仕事をしている最中
後ろにある棚へ振り返り手を伸ばそうとしたら
首が思うように回らないことに気がついた。
無理矢理首を捻ろうとすると激痛が走る。
どうせいつものことだろうと思っておいたが
3ヶ月しても変わらない。むしろ動かせる範囲は
非常に狭くなっている。心配になってタナゴコロに来院。
Hさんを最初に問診した際には
前方を0°とするならば
左に45度を右に45度動かせる程度。
非常に狭い範囲しか動かせませんでした。
Hさん仕事中の動作困難もそうですが
車の運転が好きなんです。
駐車場に止めるときの
振り返る動作もなかなかできないので
困っていました。
これはストレスなんですよね。
仕事の時の首の不快感を取り除き、大好き車のな運転を以前のように快適にする。
ゴールを決めてスタートしました。
その.2
首にかかる負担は
頭の重さが4~5.5kgに対して、
(肩甲骨よりも前に前傾すると)約4倍。
16kg前後の負担が加わります。
その状態で負担が加わるのは
筋肉だけではなく、
筋肉の狭い隙間を
走行する神経。
筋肉の緊張で血管が収縮(細くなる)
↓
血行不良が起こる
(血液は酸素を含みます)
↓
神経は酸素供給が
不足すると脳に信号を送ります。
実はそれが痛みや
違和感(肩こり・首のこり)なんです。
神経走行を調べると、
姿勢から絞扼箇所
(神経が締め付けられて酸欠しやすい場所)
がわかります。
Hさんの
「本を読む、パソコンに向かって座る。
スマホを・タブレットを見ることが多い」
姿勢から考えるに
この場所がポイントです。
腕神経叢(腕・首・肩の支配神経)の
通る場所を10分調整します。
すると45°の首の振り向く
角度は100°まで回復。
この時点でHさんも
安堵の表情を浮かべてくれましたが。
これだけでは
再び首は硬くなる
可能性があります。なぜなら・・・
その.3
首を支えているのは
背中の筋肉や骨です。
前傾した頭を支えるように
背中の筋肉が緊張して
背中の骨が歪んでしまっていたHさん。
背中の骨は頭が
前に傾くことに対して
後にズレます。
背骨を矯正することで頭
の位置を背中から整えます。
Hさんに施した調整は
その後、腰、骨盤、足と全身です。
今回の「
首をひねる動作ができない」というのは
Hさんにとって
氷山の一角にしかすぎない
というのが施術によってわかりました。
当然、明日も
パソコンやスマホを使います。
首に負担が加わる可能性があります。
それがHさんの仕事だからです。
ですから、
当院ではキネシオテープを使って
筋肉を補助し、姿勢の正しい状態を
体に定着させます。
その.4
1回の施術でHさんの
首は後ろまで向けるようになりました。
3回お会いするまでには
同じ症状に悩むことはなくなりました
「編集の仕事をしている以上、肩こり・首こりは仕方ないと思っていました」
慢性症状が長く続くと、
そうやって諦めてしまうことも
あると思います。
しかし、今の仕事を続けながら
快適なカラダを創ることはできるんです。
Hさん大好きな運転を
今でも続けています。
やっぱり、仕事だけじゃなくて、
自分が好きなことを快適に続けられることって
良いですよね。
その.5
あなたも「肩・首のコリは仕方ない・・・」と
諦めていませんか?
デスクワークでも
肩こり・首コリが起きる人
起きない人がいます。
それはどうしてか知っていますか?
タナゴコロであなたも
それを体験してください。
最後まで
ご拝読ありがとうございます。
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
・原因がわからない不調に悩んでいる方
・整体を受けてもすぐ身体が悪い状態へ戻る方
・自分の身体のことが知りたい方
そんな方のお役に立ちます。