こんにちは
小原太郎です
自営業者・フリーランス・
中小零細企業経営者の皆さん
過去に怪我や病気を
した事はありますか?
ご自身で事業をされている方は
何度も苦境を声てこられているので
内臓に関わる病気や
手術をしたことがある方は
少なくない印象です。
そんな人は今日の
ブログを見ておいてください。
当院のカルテには
既往歴という過去の病気や
怪我を書く欄があります。
「病院でもないのにそんなこと書く必要があるの?」
と思うかもしれませんが、
実はとても体を調整する時に
大きなヒントになるんです。
Kさん(仮名)50歳男性
建築デザイン事務所経営
長年腰痛に悩んでいる。マッサージや
整体にも通ったが、腰痛が続く
何とかして欲しい。
カルテには既往歴もなく
大きく「腰痛」とだけ
書いておりました。
しかし、
Kさんが来店した時の
気になることがありました。
問診でも確認しましたが
病気や怪我もないと言っています。
そして、姿勢の確認と動作の
チェックをさせてもらった時。
立った状態で体を反らす
ことができないんです。
首は必死で反らすのですが
お腹が伸びない。
反らすと腰は痛みます。
「何だか骨格を調整しても
この動作は変わらない気がする・・・」
と何となく思いましたが
まずは一通り確認することが大事
足首や股関節を調整しましたが
やはり反らす動作は
あまり変わりません。
その.2
僕がKさんがタナゴコロの
玄関をくぐった時から気になって
いるのは”腹部”です。
Kさんに確認して
お腹を触れさせてもらいました。
右側腹部に硬い緊張があります。
指先で捉えて
柔らかくなるのを待ちます。
再び立って
もらいカラダを反らすと
なんとスムーズに反ることができます。
Kさんもビックリ。
「すっごく楽!痛くないよ先生!」
Kさんがタナゴコロに入ってきた姿勢
反らすことができない腰
お腹にある緊張のこと
感じたことをKさんにお伝えしました
Kさんから以外な言葉が
「実は・・・」
その.3
過去に大腸の手術を一度したそう。
もう5~6年前。
右側の腹部のあたり
小さな切り傷があります。
Kさん
「腰痛とは関係ないと思って既往歴には書かなかった」
と言っていました。
手術の後は、小さな傷でも
回復する過程の中でしっかりと
傷口開かないように丈夫に
閉じてゆきます
その際に、周辺の筋肉や
膜や組織を巻き込むように
癒着が起きる場合があります。
腹部など内臓が収まる場所は
本能的に傷口を守ろうしますから
手術後にカラダを前傾させる姿勢も
習慣化しやすく、
前傾姿勢の影響は
腰痛としても現れます
しかし、Kさんの場合
お腹を調整すればスムーズに
反らすことができました。
活路があります。
キネシオテープなどを併用し
骨盤の角度を作る腸腰筋の
運動をしてもらいながら
Kさんは腰痛を確実に
小さなものにしてゆきました。
「お腹の手術後が腰痛と
関係あるとは思わなかった。
腰痛の考え方が変わったよ」
その.4
そうなんです。
腹部と傷跡を無視して
腰ばかりをマッサージしていたら
腰痛は変わりません。
タナゴコロで
腹部の傷跡と腰痛の因果関係を
理解したKさんは
お腹を動かす体操などを
自分で見つけては毎日続けるように
されていました。
治る道筋がワカルと
身体はカワルのです。
Kさんを変えたのは整体技術だけではなく
腰痛の原因が手術後の傷にあったという
傷との因果関係を理解したことです。
あなたがもし、
腰痛や肩の痛みに悩んでいたなら
それは以外な場所に原因があるかもしれません。
自分のカラダを知ることから
あなたの人生が
変わるキッカケは始まります。
最後まで
ご拝読ありがとうございます。
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
・原因がわからない不調に悩んでいる方
・整体を受けてもすぐ身体が悪い状態へ戻る方
・自分の身体のことが知りたい方
そんな方のお役に立ちます。