こんにちは
小原太郎です。
情熱を持って前進する
事業者・経営者・
フリーランスの皆さん
ゴルフしている時、
パソコン長く続けた後など、
手が痺れた、鋭い痛みで
物を落としたことありませんか?
それでも、我慢して放置して
今目の前にあることに没頭する。
そして、緊張が緩んだ時に
初めて重症だと気が付く。
特に「痺れ」という感覚。
痛みよりも皆さん心配になりませんか?
整形外科へ行くと
レントゲンなどで
チェックするのは背骨です。
何故背骨なのか?
神経の根っこがあるからです。
すると「神経が通る背骨の隙間や
椎間板が狭くなってる」と診断を受ける。
いよいよ心配も高まってきます。
でも本当にその神経の根っこの
原因なのでしょうか。
頸椎ヘルニアという症状名を
冷静に受け止める為の話題。
今日は
「 頸椎ヘルニア 」
Kさん50代男性(仮名)会社役員
手と腕の痺れから整形外科で頚椎ヘルニアと診断されたKさん。しかし、1年以上痺れを放置して生活していました。
痺れが増す一方です。ある日、車のハンドルを握っている状態で腕が痺れてきて、「運転に支障がでるかも…」と心配になり、奥さんの紹介でタナゴコロへ来院されました。
僕はKさんにどんな調整をしたのか。
結論から言いますと
Kさんの体を調整するにあたって
頚椎に20%
その他の身体の場所に80%の調整を当てました。
頸椎ヘルニアと診断されたのに
頸椎は殆ど触れない?
しかし、Kさんその後
痺れも痛みもなく回復してから
三年経過しています。
レントゲンを撮影しても
頸椎ヘルニアは大幅に変化は
していません。でも無症状です。
Kさんのケースから分かることは
レントゲンで撮影された場所が
原因の全てではないということです。
頚椎ヘルニアがあったとしても
無症状の人は多くいます。
その.2
人間の体は
一人一人個体差はあるものの
共通した構造を持ちます。
そこに人体の構造から
神経の通り道が狭まくなる場所も
存在します。
例えば写真の部分は
神経絞扼(神経が締め付けられる)の
起きやすい場所です。
絞扼箇所を調整するだけで
Kさんは痺れが半減し、首を支える
胸郭(首の土台)を柔らかくすることで
痺れが起きにくくなりました
Kさんのケースも含め
「手や腕の痺れ」は
全てが首の骨にある神経の根っこが
圧迫させているとは限りません。
過去、お客様で
別の症状で受診したら
頚椎ヘルニアだったという人もいました。
もちろん痺れ、
痛みといった症状はありません。
痛み痺れが出ない理由は様々ですが
一つはヘルニアが起きている場所
以外の身体の構造
(例えば首から下にある胸椎や肋骨など)が
負担を分散しようと働いていることも
理由のひとつです。
レントゲンという静止画で
ヘルニアが起きているかも
重要なのですが
実際に身体を動かして
動的な検査で機能性
(関節が柔らかい、筋肉が伸び縮みする)が
あるかを確かめることは
もっと重要なんです。
その.3
これを読んでいるあなたが
事業者、経営者なら
考えて見て欲しいのです
例えば
「この街には喫茶店がないからオシャレなカフェを作ろう!」
と思ったとします。
3000万を用意してすぐに作りますか?
その前に必ずリサーチしますよね。
色んな角度から見るはずです。
「乗降者数はどれくらいか?」
「動線は?」「何故、喫茶店がらないのか?」
「前はあったのになくなった可能性は?」
「この街にカフェがあることでプラスになることは?」
「この街の人にどんなカフェが必要か?」など
色んな角度から考えて
プランを立てるはずです。
僕達が問診に
時間をかけるのは、
色んな角度から見て
プランを綿密に構築するためなんです。
「喫茶店がないからカフェを作ろう」
というのが運良く当たる
場合もあるかもしれないけど、
これは
「手が痺れているし
頸椎へルニアだから手術しよう」
というのと同じです。
ちょっと待ってくれと。
本当に100%神経根の
圧迫なのでしょうか。
もちろん
手術が必要なものあります。
でも、その前に何故ヘルニアが起きたのか?
そこに解決するヒントが
あるかもしれませんよ。
最後までご拝読
ありがとうございます。
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
・原因がわからない不調に悩んでいる方
・整体を受けてもすぐ身体が悪い状態へ戻る方
・自分の身体のことが知りたい方
そんな方のお役に立ちます。