こんにちは
人の本質
何だか壮大なブログの書き出しに
なっていますが、
僕は本性は知る必要はないと
思っています
キレイピカピカな人間など
この世にはいません
僕も欠点ある人間です
完璧ではありませんから
でも、仕事においては
そういう瞬間が
経営者の視点から
見えてしまうことがあるのです
Today`s Blog No,1374 Start!
小田急線梅ヶ丘駅の
整体タナゴコロ代表の小原太郎は
今日も日々前進しようとしている
自営業・フリーランス
中小零細企業経営者のみなさんの
夢・理想・目標の達成を実現するために
日本式整体・カイロプラクティックを
融合させた独自の療法と
21年間の2万人以上の臨床経験から
成功に向かうあなたの集中力や
リソースを奪おうとする
肩こり、腰痛などの
慢性症状や不調から
あなたを解放し
自分のステージを上げる
プロセスを充実に変えます!
事業をしていると
逆境という
辛い時もあります
そんな逆境の時こそ
人間の本質は追い詰められた時
いわゆる”逆境”において
垣間見ると言いますね
しかし
アメリカ合衆国第16代大統領
リンカーンのこの言葉は
違った切り口で人間の
本質について語っています
ーリンカーンが権力について残した名言ー 「本当に人を試したかったら権力を与えてみることだ」 人間の本質というものは権力を持った時に初めて発揮される場合があります。 権力を持ったときにガラッと変わる人はいけません。 もしも誰かを選ばなければいけないのであれば、権力を持っても変わらない人を選ぶことが重要です。
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立場を与えて、役職を与えて
場合によっては一部決裁権(権力)を
与えた時に本質が現れると
先日、記事に起こした内容も
まさにそうでしたね
今日のブログ記事の中で
登場するYさん
事業をしていて
従業員の(人間の)
本質を見た瞬間がありました
それは逆境でもなく
権力を持たせた時でも
ありませんでした
その.1
飲食店経営者のYさん
接客が好きで20代から
飲食店で働き30代で独立
少しずつ従業員も増えて
35歳で2店舗目を出店
本店は従業員の中から
店長を指名して
自身は最初の店舗を離れて
2店舗目の立ち上げに
注力することに
自分も含めて本店の人員を
2号店と分ける形になったので
求人を募集しました
その時にいたのが
Fさんでした
Yさんとは周知の仲で
お店にも良く飲みにきていた
お客様
接客業が好きで
Yさんの求人に応募するまでは
アパレル業界で販売をしていたそう
Yさんの新規出店の際に
「ここ(本店)で働きたい」と
Yさんに直談判してきた
YさんもFさんの気持ちに
胸を打たれて
飲食未経験でしたが
Fさんを採用する事にしました
別業種からの採用なので、
契約の際には勤務形態
給与、休暇について
慎重にかつ、綿密に話し合いました
お客様から
従業員という関係性が
変わるからこそ慎重になるのは
当然のことです
Fさんは本店での勤務を希望して
いましたが最初の2ヶ月は
Yさんが2号店で直接指導
3ヶ月目からFさんを本店に
配属させました
その.1
「Fさんの勤務態度が良くないです」
本店の店長から連絡が入ります
勤務して1ヶ月は普通に働いていましたが
徐々に遅刻が増え
「勤務時間が長い」
「Yさんから聞いていたことと違う」
自分の仕事が済んだら他のひとが
仕事をしていても「先に退勤していいですか?」と
何度も聞いてくる など
本店のモチベーションを
下げるようなことを
繰りかえしているらしい
YさんはFさんと直接話す事にしました
Yさんの前ではいつも通りの態度なのですが
「帰りが遅い」
「聞いていたことと違う」など
不満の内容は
「契約時に全部話したよね・・・」
というような内容ばかり
Yさんは呆れてしまいます
その後もFさんは
勤務を続けていましたが
無断欠勤を2回続けてしまい
Yさんと話し合いの末に退職する事に
縁故採用というのもあり
Yさんは「色々あったけど
またお客さんとしても
おいでよ」という気持ちで
YさんとFさんは話しをまとめた
はずなのですが・・・その後
退職するまでの一週間が酷かった
モチベーションが下がったのでしょう
仕事には身が入らない、
ミスが増える、遅刻する
「やっと辞めることができますよー」
などの悪態をつくなど
本店のスタッフはカンカンです。
最後の日に、Fさんは
お菓子を差し入れで
持ってきたものの
本店スタッフからの
「お菓子で今までのことを
帳消しにしようとしている」と
逆に反感を買っていたようで
Fさんは後味悪い辞め方を
してしまいました
Fさんは人間関係や
働く場所、お客さんとして
通っていた、行きつけのお店も
一緒に失ってしまいました
残念ですが
Fさんの仕事に
人の本質が出てしまった
結果なのだと思います
Fさんは楽しく働いているYさんや
スタッフ達の輪に入ろうと
したと思いますが
Yさん達はその楽しさを
お客様に提供する為に
その裏では、絶え間ない
努力をしています
スタッフの皆さんも
時には辛いこと、悔しいことも
受け止めながら
楽しさを見つけて
お客様に楽しさを提供している
たぶん、Fさんは
楽しいことしか見えていなかった
楽しさを作る為の努力には
興味が持てなかったのかもしれません
冒頭のお話で人間の本質は
逆境に出る、
権力を持たせた時に出る
と言いますが
経営者の立場から見ると
人(従業員)の本質は
会社を辞める時にも
出る(見える)と僕は思います
どんなに良い言葉を並べても
お菓子を持ってきて
「お世話になりました」と言っても
見ているのは、
その人の「言葉と行動が」
一致していたかなんです
その.3
Yさんは飲食業界に
長くいるので、業界の
ブラック労働の体質を
よく知ってします
だからこそ、自分のお店で働く人には
少しでも良い条件でと、
勤務時間・残業手当・福利厚生
休暇など、労働環境を整えてきました
ただ、それだけ労働環境を
整えて、契約条件を綿密に話しても
「聞いていたのと違った」と
言われるのは辛かったでしょう
Fさんの件で悩むYさんの体を
担当していた時
Yさんは呼吸も浅く
後頭部がカチカチでした
考えると呼吸が浅くなって
仕事の後、就寝する時に
ふと思い出して眠りが浅くなります
おそらく睡眠不足が
長く続いたのでしょう
僕はYさんの新人時代の
苦労を知っているからこそ
労働環境の改善に取り組む姿勢に
感動しました
ひとりで始めたお店に
人が集まり、店舗が増えることが
嬉しかった
でも、仲間を増やす時には
Fさんのような人も時に
集まる場合もあります
悩んでいる時の心情は
体にも現れます、
一番は出来事の解決が
ストレスの鎖から解放される
一番の方法なのですが
Yさんのように
従業員のトラブルは
時間がかかるものが殆どです
何よりも、その出来事の
ストレスで仕事や他の業務の
パフォーマンスが損なわれては
いけません
心因的なストレスがすぐに
解決できないなら、体を
変えることを
僕はお勧めします
体が変わると気持ちも変わるんですね
また頑張れるような気がしてきました!
施術を終えて
Yさんの背中を見送る時
Yさん
あなたは素晴らしい方です
あなたと働きたいと
集まる人がこれからもきっと現れます!!
強く想いました
従業員の本質を
わざわざ見たいとは
思いませんが、
経営者の視点からすると
見たくなくても
見えてしまうものがあるんです
ただし、悪いところばかりではない
その人の良いところも本質として
存在します
良いところを見ることで
経営者が自身が救われたり
することもあります
経営者は会社のトップなので
人を評価することはあっても
自分を評価してくれる人
褒めてくれる人はいません
あるとするならば
お客様の声や、
従業員の声なのかもしれません
Yさんは悲しい思いをしましたが
良いこともありました
それは、従業員がFさんの件について
一切ブレることなく
本店の環境を守ったことです
ひとりのスタッフのせいで
組織が綻ぶこともありますが
Yさんのが離れた本店では一切そんなことは
起きなかった。
僕はFさんが後味の悪い辞め方を
したことよりも
Yさんの創り上げた
チーム(本店)の結束の強さが
わかったことが
この出来事の本当の意味のように
思いました
これからのYさんが
沢山の仲間達とお客様を
楽しませていけるよう
体の技術で背中を支えていきたい
タナゴコロは
あなたの体を通して
人生が変わるキッカケを
与え続ける場所です
最後まで
ご拝読ありがとうございます
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
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そんな方のお役に立ちます。