こんにちは
小原太郎です。
マッサージや整体を受ける時の
会話の中で
「この肩こり、姿勢が原因ですねー」
「姿勢良くしましょうねー」
言われたことありませんか?
僕も昔言っていましたよ。
まるでテンプレートのように。
でも、言いながら心の中では
こんな風に思っていました
「正しい姿勢って何?」
「どんな基準?」
「どうすれば姿勢が良いの?」って
自営業者・フリーランス
中小零細企業の経営者の皆様
今日もお疲れ様です
もし、あなたが
「姿勢をよくしましょうねー」と
言われたら。
「良い姿勢って何を基準にするんですか?」
と聞き返してあげてください。
今日は姿勢のお話し。
前振りをしておきながら
ちゃぶ台をひっくり
返すことを言います。
僕は最初のうち
姿勢の指導をしません。
イジワルしているわけでは
ないんです(笑)!
聞かれたら、
もちろん答えることは
できます
でも、最初のうちは姿勢の指導は
殆どしません。
結論を言いますと。
日常生活、特に仕事中に良い
姿勢を維持するのは
お客様にとって至難の業です。
年齢・性別・身長
筋力・生活環境によって
できることが
それぞれ違います
姿勢って日常の中では
すごく感覚的なこと。
言い方を変えると曖昧なんです。
再現するには
ハードルが高いんです。
よく「デスクワークの時に
取る姿勢はカラダによくない」と
言われがちですが、
それは仕事の効率を
カラダが選んだ結果。
適応したからその
姿勢をとっています。
理想の姿勢を取り込もうとすると
業務効率が悪くなったり、姿勢と仕事
両方に意識を取られることになるので
ストレスは高くなる。
お客様にとって
正しい姿勢を求めることって
実はハードルが高いことを
言っているんです。
カラダが整ってくると
もちろん、姿勢維持はできるようになります。
問診の検査でも、それはわかってきます。
でも、最初疲れて歪んでいる
カラダに「正しい姿勢を意識しましょうねー」は
何度も言いますけどハードル高い!!
その.2
そもそも、
正しい姿勢は
生活環境によって基準が変わります。
パソコンを使ったデスクワーク、
車の運転、建築の製図。
取る姿勢はそれぞれ違います。
じゃあ正しい姿勢は諦めろってこと?
僕自身もそう思いました
でも、違うんです。
正しい姿勢の基準が変わる
だからこそ
適応できる柔軟なカラダを
創ることが理想だと考えます。
仕事の合間やあとの運動を
積極的に行う方が効果が高い。
タナゴコロでは
運動の指導は調整あとに行います。
その.3
もうひとつ、
どんな生活環境においても
全ての人に関わるカラダの
場所があります。
それは、足。
足と地面の接触です。
タナゴコロで姿勢を維持する為に
足を調整して
テーピングで調整維持するのは
人間は二本の足で立ち
カラダを支えているから。
どんなに美しい姿勢を
背中や首を緊張させて作っても
左右の足がアンバランスでは
美しい姿勢は維持できません。
でも、足を調整するだけで
肩こり、腰痛、首の疲れが
スッキリ回復する人は沢山います。
テーピングを貼って生活するだけで
変わりますから、習慣化しやすい。
僕がテーピングを使うのは
お客様が楽で自然に
続けられることだからです。
それは足のアンバランスは
殆どの人に共通して影響するからです。
その.3
もう一度まとめておきますね。
・日常や仕事中に
良い姿勢を維持するのは難しい
・正しい姿勢は生活環境によって
変わる(正しさを定義しにくい)
・仕事中は業務効率を選択して、
仕事のあとのセルフケアが重要
・正しい姿勢は足から。
正しい姿勢を意識することは
無駄だとは言いません。
今まで続けてきたなら
それは、とても立派なことです・
でも、もっと楽に続けられて
効果のある方法があったら。
試しにやってみたいと思いますか?
最後まで
ご拝読ありがとうございます。
整体タナゴコロ
小原太郎
Profile
身体を通して人生が変わる
キッカケを与え続ける
フィジカルプロデューサー
・ナショナル整体学院卒
・日本セラピスト協会ゴールド会員。
【 略歴 】
19歳から整体学校へ通い卒業後、 現在に至るまで20年以上、 手技療法を続けている。
整体やカイロプラクティック リラクゼーションマッサージから 足ツボなど様々な業態。
従業員・管理職・マネージャー職 という立場を経験する中で 手技業界の雇用環境や 療術家のこれからの在り方に 疑問を抱き改革するべく。
2016年に世田谷区梅丘に 「整体タナゴコロ」を開業。
20年間で経験してきた 東洋・西洋医学の手技療法を 融合させた技法を扱う。
・長期的な腰痛や膝の痛みなど長く痛みに 苦しんで、諦めかけている方。
・原因がわからない不調に悩んでいる方
・整体を受けてもすぐ身体が悪い状態へ戻る方
・自分の身体のことが知りたい方
そんな方のお役に立ちます。